カメラは光を撮るものです。と、先生は話しだした。明るいものを得意とし、暗いものは苦手とする。従って夜景など撮る場合には、シャッター速度を遅くして光を多く取り込む必要があるが、シャッター速度を遅くするとブレ易くなる。これを防ぐには、ISO感度を上げてシャッター速度を速めるが、ISO感度を上げ過ぎると画質を落とすことに…。三脚を使用しても、時にはミラーブレが生じると…。イルミネーションは見た目に明るく綺麗だが、イザ写真にとるとオートでは暗く写る。そこで、露出補正をプラスに…。一見矛盾するような話に戸惑いを覚えながら…
市内の其処此処でイルミネーションが始まった。先生の話を聞きながら今年は何処へ足を向けようか等と考えはじめる。
では、ミラーアップ機能を使って撮ってみましょうか。と、現れたモチーフは「釣り具の数々」。先日まで博物館で開かれていた「釣り道楽の世界展」で見た風景を思い出しながら撮ってみた。