例年なら、見頃のはずと見当をつけて登ってみたが…
例年なら、見頃のはずと見当をつけて登ってみたが…
一般的にパソコンのモニターは、青白(6,500K)で設定されているそうで、プリンターは白色蛍光灯(5,000K)の下で見ることを基準に設定されている。と、先生は話しだした。デジカメを始めたころ、画面で見た色と刷上りの色の違いに戸惑ったことがあるが…等と思いめぐらせる。環境光によっても左右されるが、モニターと印刷の色を近づけるためには…ガンマ補正を(次々と苦手な専門用語が跳びだして…)では、金色を黄色でなく金色で撮ってみましょうと運び込まれたモチーフは五月人形。鯉幟に描かれた鱗模様を朝日に輝く銀波金波に見立て撮ってみたが…。
「今日は天気も良し、外に出て桜を撮ってみましょうか。何処か近くで良い場所ありませんか?」と問われ、近くの公園に出かけることに…。花を見る人撮る人を撮ってみたが…
毎月、第二月曜日はモニ1000観察会。降っても照っても、暑くても寒くも、フィールドに出て決められたルートに沿って植物を目視調査する。何時も雨男と呼ばれているHさんは所用で欠席したが、今日も観察会は雨となった。Hさん以外に雨男(女)は居る。誰だ? 年度初めの観察会とあって参加者は僅か四人、キットこの中に居るに違いない。などと云いながらフィールドに出る。一面黄に染まった草地はさながら花畑。ケキツネノボタンの群落だ。もう雑草とは呼ばせないと云わんばかりに咲き競う中を歩きながら目視調査し書留める。
草地から林縁を経て樹林帯へ入る。既に記録用紙は濡れてボロボロ…。木耳が目に入る。榾木には椎茸が鈴生り。これは今日の褒美に頂いて帰ろう。雨の観察会でも良いことがある