毎月、第二月曜日はモニ1000観察会。降っても照っても、暑くても寒くも、フィールドに出て決められたルートに沿って植物を目視調査する。何時も雨男と呼ばれているHさんは所用で欠席したが、今日も観察会は雨となった。Hさん以外に雨男(女)は居る。誰だ? 年度初めの観察会とあって参加者は僅か四人、キットこの中に居るに違いない。などと云いながらフィールドに出る。一面黄に染まった草地はさながら花畑。ケキツネノボタンの群落だ。もう雑草とは呼ばせないと云わんばかりに咲き競う中を歩きながら目視調査し書留める。
草地から林縁を経て樹林帯へ入る。既に記録用紙は濡れてボロボロ…。木耳が目に入る。榾木には椎茸が鈴生り。これは今日の褒美に頂いて帰ろう。雨の観察会でも良いことがある