子どもに限らず、ネットや書籍などの写真からイメージを膨らませ、撮影に必要な情報をカメラマン目線で読み解くことも必要です。と、先生は話しだした。
光の方向性や質(堅いか、柔らかいか)、撮影ポジション、シャッター速度はどうか?場の雰囲気は背景により表され…。見る人の視線は大きなものから小さなものへ、明かるいところから暗らい部分へと順に誘導される。…予め背景を決め、誘き出すこともテクニック。明暗比が大きく白飛びする様な時は、高輝度側諧調優先の設定をするとよい。皆さんのカメラで実際に設定してみましょう。と、先生は云うけれど?? 話が益々高度になって難解になってきた。傍らのAさんもカメラを手にメニューを探しているが見つからないようで…。彼女が手にしたストラップに縫い込まれた「ムーミンパパ」が気になって撮ってみた。